文字からイラストを描けると言ったら、どう感じます?
AIにテキストで描いてもらいたい絵の指示を出すだけで
あっという間にイラストが出来上がるサービスがいくつかあります。
今回は、Canvaというデザインツールの中でAI画像生成ができる
Text to Imageというアプリについて紹介していきます。
トップ画像は実際に私がText to Imageで作ったイラスト達です。
この量でも制作時間は数分程度で仕上がっています。
CanvaのText to Imageを使えば、誰でも簡単に無料でイラストを作ることが可能です。
この記事で、
Canvaの登録方法から、具体的なAIイラストの作成方法まで詳しく解説していきます。
AIイラストを活用して、デザインの世界に飛び込んでみてください。
AIイラストとは?
AIが作ったイラストのことを、AIイラストやAIアートなどと呼びます。
人が手や道具を使って書くよりも格段に早くイラストを描くことができます。
上の画像は、『パンとコーヒーがある朝食』を文字で指定したAIイラストです。
ぱっと見で、AIイラストなのか人間が描いたものなのか見分けることは難しいと思います。
誰でも簡単に、
しかも無料で使えるAIイラストを一つ紹介します。
Canvaで使えるAIイラストレーションサービスの紹介
ポスターや名刺、SNSアイコンなどを作成するデザインツールにCanvaというものがあります。
実は、Canvaの中にテキストからAIイラストを作成するアプリがあります。
それがText to Imageです。
下記は自分のSNSのアイコン用に、実際にCanvaで作成したイラストです。
数分程度で完成していて、出来栄えも中々いいのではないでしょうか?
ちなみにオレンジ色の『AIイラスト』という字は、
イラスト作成後にCanvaの機能でで付け足しました。
Canvaは元々デザインツールのなので、
文字や装飾も簡単にできて使い勝手は非常に良いです。
Text to Imageの簡単な特徴は下記のとおりです。
AIイラストの特徴 | テキストからイラストを作成 |
言語 | 日本語、英語とも対応 |
料金 | 無料 |
商標利用 | 商標利用可 |
使用環境 | Canva内 (Web App か スマホ App) |
このアプリの最大の特徴は、日本語テキストでAIイラストができることです。
類似のAIイラストで英語テキストのみ対応のアプリが多いので、重宝すると思います。
また、『Text to Image』は無料会員のままでも使えます。
メールアドレスの登録だけで、AIイラストが使えるのもうれしい点です。
逆に残念なのは、有料会員への+α(1日の使用回数が増えるなど)の特典はない点です。
ちなみに私は有料契約しているので、有料登録者への
Canva自体が非常に使いやすく、無料登録のままででも簡単なデザインがつくれます。
AIイラストを試しながら、デザイン作成もできるので非常におすすめです。
【AIイラスト使用時の注意点】利用制限について
下記はHPより抜粋です。
1日に作れる画像はおよそ100個。
テキストで指示を出すと、4枚同時にいイラストが作成されます。
失敗も含めて、1日25回分のイラストが作成できます。
【AIイラスト使用時の注意点】生成した画像の著作権は?
下記もHPより抜粋したものです。
現時点では、生成したAIイラストは作成者に権利があります。
ブログやSNS等で使うことが可能です。
ただし元々版権があるものに似せたデザインを生成して時は十分に注意してください。
ドラゴンバールや、ワンピースや、ナルトなど、
既存の版権物に対しての権利はないので、権利侵害にならないようにご注意ください。
AIイラストアプリとしてCanvaをすすめる3つの理由
おすすめのAIイラストアプリを紹介してきました。
この中で私がオススメするのはCanvaのText to Imageです。
私自身がCanvaをよく使っているのもありますが、
下記3つの理由でおすすめしています。
- 無料で使える
- スマホアプリもある
- 日本語テキストにも対応
単純なAIイラストアプリとしても十分におすすめできるアプリになります。
Canva自体がデザインツールとして使いやすく動画編集も可能です。
私自身もブログのアイキャッチ画像を作ったり、仕事用の名刺を作ったりもしています。
総合的にみて非常に機能性が高いので、
無料登録して一度使ってみるとよいでしょう。
Canvaの登録方法を画像付きで解説!
Canvaの登録方法を紹介します。
まずはCanvaのHPへアクセスします。
CanvaのHPリンク:https://www.canva.com/ja_jp/
どちらをクリックしても下記の画像が出てきます。
今回は『メールアドレスで続行』を選んで進めます。
下記の画面が出てきます。
赤枠内にメールアドレスを入力して『続行』をクリックします。
アカウント名を決めると、登録したメールに6桁のコードが届きます。
Canvaからとすぐ分かるメールが届きます。
もし受信トレイに届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してみてください。
6桁のコードを上記画像の赤枠『コードを入力』に記入すると次に進みます。
ピンを入力すると登録完了です!
使い始める前に、Canvaの利用目的を選びます。
ご自身の利用目的に一番近いものを選んでください。
おそらくですが、
お知らせメールのの内容が変わるだけでどれを選んでも機能等はかわりません。
私は『個人』を選んでつかってます。
利用目的をクリックすると、お知らせが2つつづきます。
まずは有料版のお誘いがあります。
無料版でも高機能なCanveですが、有料版はよりパワフルに使えます。
有料版にも興味がある方は『30日無料で試す』をクリックしてください。
まずは無料で使ってみたい場合は、
右上の「後で」をクリックします。
有料版への切り替えは後からでもできます。
今回は『後で』をクリックして進めます。
最後にお知らせメールを受け取るかどうかを選びます。
新機能追加の情報や、おすすめのデザインテンプレなどの情報が届きます。
お好みで『受け取る』か『今はしない(メール不要)』を選んでください。
この画面まで進めば完全に登録完了です!
デザインやAIイラストが使えるCanvaの登録ができました。
テンプレートや素材の写真が豊富で、デザイン作成に便利なCanvaですが、
今回はAIイラストの使い方だけ説明していきます。
CanvaのAIイラストレーションサービスでプロ並みのイラストを作成しよう
今回はインスタに投稿する想定でAIイラストを生成してみます。
トップ画面で『SNS』をクリックして、『instagramの投稿(正方形)』でテンプレートを使います。
Instagram用のテンプレート画面ができました。
作成したデザインはそのままInstagramに投稿できるサイズになります。
頑張ってオシャレなAIイラストを作ってみましょう。
下記の左下の赤枠箇所のアプリをくりっくします。
アプリの中の『新しい作品をつくろう』のところに
『Text to Image』というアプリがあります。
このアプリを使って、AIイラストを作っていきます。
先に説明した通り、テキストを入力してイラストを作成します。
『使用する』をクリックして次に進みます。
こちらの画面に進んだら、赤枠のところにテキストを入力していきます。
早速使ってみましょう!
今回は下記の条件でAIイラストをつくってみます。
- 微笑んでいる女性
- 黒髪のショートヘア
- メガネをかけている
- アニメ絵
参考までにグーグルの画像検索だとこんな感じの画像が検索されました。
まずは、そのまま入力します。
日本語入力ができるのでらくちんです。
入力したら下へスクロールして、『画像生成』をクリックします。
AI制作がはじまりました
生成時間は待ちましですが、数秒~数分ぐらいで画像が生成されます。
今回生成された画像はこちら。
メガネ、微笑んでる、黒髪、ショートヘア、女性の特徴が反映されていまね。
テキストを少し修正して『さらに作成する』をクリックします。
メガネをかけて微笑んでる黒髪のョートヘアの女性 アニメ絵 漫画絵 デフォルメ絵
まだ全部アニメ絵になりってませんね。
試しにテキストの内容は同じまま、英語に画像生成してみましょう。
グーグル翻訳等で翻訳すると簡単です。
今度は全部アニメ絵になりました!
指示もほぼ反映されています。
元々裏で動いているAIが英語ベースだと思われるので、
英語テキストの方が正しく反映してそうです。
とは言え、日本語でも同等レベルの画像が作れるのはひじょうに便利ですよね。
もう少し凝って作りこんでみます。
…
……
………
テキストはこちら↓
detailed portrait of beautiful front face woman, A woman with short black hair wearing glasses, laugh, Digital Illustration Anime, wearing earrings, kawaii, digital art,beautiful cute young woman wearing casual clothes, Manga character design, Watercolor, manga art, comics
自力でまともな絵の描けない私でも、
AIイラストの力でしっかりとした絵を創ることができました。
写真のようなもの、油絵のようなもの、ドット絵調のものなど
様々な絵を簡単に作ることができます。
無料で使うことができるので、ぜひ一度試してみてください!